進学塾の元は平安時代から始まり、江戸時代に盛んになったと言われますが、ここでは、社会の動きに合わせて塾がどういう風に運営されたかについてお伝えしていきます。皆さんの学習塾への受け止め方が変わるきっかけになれたら良いですね。
進学塾というと受験勉強をして高校や大学などに進学するための塾とイメージされるのが普通です。現代社会では進学塾は受験対策塾とも呼ばれることがあるほどに受験に向けた勉強を重視しています。小学校受験から…
江戸時代の教育機関として浮かぶのは、藩校、寺子屋、私塾ではないでしょうか。藩校は武士のための教育機関として設立された学校で、寺子屋は庶民のための教育機関です。どちらも、6~7歳頃に通い始め、4~5…
明治時代は1868年に始まりました。明治維新のよって欧米からの文化が日本に取り入れられ、天皇を中心とした統一国家ができて社会が大きく変化しました。1886(明治19)年には官立の東京大学が帝国大学…
戦後1960年代は、受験戦争により学習塾が一気に増え始めますが、ここでは、現代の進学塾ブームに至った歴史について触れていきたいと思います。皆さんが通う進学塾がどういう流れで今に至ったのか知っておいて損はないですよ。
1960年代の高度経済成長期は、教育を投資と考える親が増えてきた時代とも言えます。経済的に安定して豊かになったため、子供に高い学歴をつけさせるために塾に通わせる家庭が増えたようですね。皆が学校へ行…
1970年代になると、日本の子どもたちの多くが高校や大学へ進学するようになりした。それ以前は中学や高校を卒業してすぐに働き始めることも珍しくなかったため、学校での勉強はあまり重視されていませんでし…
ゆとり教育は1980年度から段階を得て行われてきた教育方針のことです。ゆとり教育以前は知識をひたすら頭の中に詰め込むことに視点をおいた詰め込み教育が行われていました。2002年度に学習指導要領が改…
進学塾の始まり
現代の進学塾ブームの到来